「口座が犯罪に利用されている」警察官名乗る男に送金要求され20歳代男性が19万円被害

弘前警察署によりますと4月7日午後0時24分頃、青森県内に居住する20歳代の男性が使用するスマートフォンに、+9から始まる電話番号から着信があり、徳島県警察の警察官を名乗る男から、 ・詐欺、資金洗浄事件の主犯格を逮捕している。 ・あなた名義の口座が犯罪に利用されている。 などと言われ、LINEアカウント「特捜部011」を登録するよう指示されました。 登録後、「特捜部011」からLINEのビデオ通話の着信があり男から、 ・あなたも共犯の可能性がある。 ・身の潔白を証明するためには、あなたの口座残高全額を指定の口座に振り込む必要がある。 ・調査が終わり、身の潔白が証明され次第、全額返金する。 などと言われました。 男性は預金額を伝えるとともに同じ日の午後1時52分頃、県内の金融機関のATMを利用し、男から指定された個人名義口座に現金19万円を送金しました。 男性がこれまでのやり取りを家族に相談したところ詐欺被害の指摘を受けて、詐欺の被害に気付いたということです。 警察は、警察官がLINE等のSNSを使って送金を求めることは絶対にないとして注意を呼びかけています。

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