車内で熟睡していた小学生の男児に性的暴行を加え、その様子を動画撮影したとして京都府警は9日、強制わいせつなどの容疑で、京都市下京区本燈籠町の無職、大迫大士容疑者(35)を逮捕した。容疑手は当時、放課後等デイサービスを提供する事業者の職員で、被害男児は通所者だった。「間違いありません」と供述し、容疑を認めている。 逮捕容疑は令和2年9月22日午前0時10分ごろ、京都市伏見区内に駐車した車内で熟睡していた小学校4年の男児=当時(9)=に性的な暴行を加え、その状況をスマートフォンで動画撮影したなどとしている。 府警によると、大迫容疑者は当時、保護者から了承を得て深夜まで男児を預かっていた。関係者から府警に情報提供があり、容疑者の関係先を捜索。押収したスマホから犯行を記録した動画が見つかった。大迫容疑者は令和4年にこの事業所を退職している。