滋賀県長浜市に住む裁判所職員の親子らが自宅に女性とみられる遺体を遺棄した疑いで、今月3日に逮捕された事件で、遺体の身元が判明しました。 長浜市の無職・岩瀬浩一郎容疑者と、息子で裁判所事務官の龍彦容疑者、それに2人の親族の野中秀紀容疑者の3人は、浩一郎容疑者の自宅で年齢不明の女性とみられる遺体を冷凍庫に遺棄した疑いが持たれています。 捜査関係者によると遺体は上下衣服を着用し目立った外傷はありませんが、長期間、冷凍庫に放置されていた可能性があるということです。 全身が凍っていたため、司法解剖には通常よりも時間を要する見通しとなっていました。 そして9日、遺体は堺市東区に住む57歳の女性であることがわかりました。