詐欺の疑いで女性巡査が逮捕されたことから、大分県警が再発防止と信頼回復に努めることを改めて示しました。 大分東警察署生活安全課の巡査、安達明音被告(27)は、他人に譲渡する目的で銀行口座を開設したとして、先月、詐欺の疑いで逮捕、起訴されています。 安達被告が開設した口座には、特殊詐欺の被害に遭ったとみられる複数人からの合わせて約数百万円が振り込まれたことが確認されています。 9日開かれた県警の定例会見で再発防止について発言がありました。 県警察本部 伊藤英明警務部長 「上司による定期的な個々面接のほか、必要に応じて随時の面接を実施するなど、あらゆる機会を通じて、個々の職員が抱える業務上及び私生活の悩みや困難を早期に把握し、被疑事案を未然に防止する」 また「常に高い規律と旺盛な士気を持って職務に臨み職員一丸となって成果を上げることで、県民の皆様からの信頼回復に取り組む」と話しました。 安達被告の裁判はまだ始まっておらず、県警による捜査も続いています。