10日の定例会見で、高知県の浜田知事が、13日に開幕する大阪・関西万博への期待をにじませました。 浜田知事: 「前売りチケットの販売状況などネガティブな報道もされているが、いずれにしても万博は千載一遇のチャンスだと思っています」 万博のシンボルである「大屋根リング」に使われた木材の約4割が県産のヒノキやスギであることから、「高知の隠れたパビリオン」として最大限に活用し、林業県・高知の豊かさをPRしたいと話しました。 8月には500人の踊り子によるよさこい演舞の他、街路市を再現したブースで全市町村が県産品の販売を行うなど、万博期間中は様々な形で高知の魅力を発信。 浜田知事は万博を県経済の起爆剤にしたいと意気込みを語りました。 浜田知事: 「本県経済のさらなる成長につなげるように、県内の市町村、事業者の方々と共に全力で取り組んでいきたい」 また会見では、2月の龍馬マラソンのゲストで”高知家の娘”として県の観光振興に携わってきた俳優の広末涼子容疑者の逮捕についても言及しました。 浜田知事: 「本県と大変ゆかりの深い方ですから、今回の事件は率直に残念な思いでいっぱい。現段階で私から立ち入ったコメントをするべきではないと思っていますので、事実関係が明らかになっていくのを期待し、状況を注視させていただきたい」