関西空港から日本に入国する際、拳銃1丁を持ち込んだとして、アメリカ人の男が逮捕されました。男は「万博が開催されるタイミングで日本に行くことを決めた」と話しているということです。 銃刀法違反の疑いで緊急逮捕されたのは、住居不定・無職、アメリカ国籍のオカムラ・アレクサンダー・ケイ容疑者(35)です。 オカムラ容疑者は9日、関西空港から日本に入国する際、拳銃1丁をかばんの中に隠し、アメリカから関西空港に持ち込んだ疑いがもたれていて、大阪税関職員が実施した手荷物検査により発見され、緊急逮捕されました。 拳銃のほかにも、実弾とみられる数十発や、かばんに入っていたスニーカーの中には、ケースに入れられたナイフが見つかったということです。 調べに対し、オカムラ容疑者は「拳銃を日本に輸入したことに間違いありません」と容疑を認めた上で、「万博が開催されるタイミングで日本に行くことを決めた」と話しているということです。 オカムラ容疑者が実際に万博に行こうとしていたかや、拳銃やナイフを持ち込んだ動機などは明かされておらず、警察が詳しい経緯を調べています。