広末涼子容疑者、家宅捜索理由の「危険運転致傷」容疑に弁護士見解「傷害よりも、もっと重い罪」

関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)の11日放送において、静岡・島田市の病院で看護師に暴行を加えてけがを負わせたとして、8日に傷害の疑いで静岡県警掛川署に現行犯逮捕された俳優の広末涼子容疑者について取り上げられ、出演した弁護士の山岸久朗弁護士が見解を述べた。 広末容疑者は事件の5時間ほど前には、掛川市の新東名高速道路で大型トレーラーに追突する事故を起こし、病院に緊急搬送されていた。事故後には高速道路上や搬送先の病院内を徘徊する様子があったという。この日、番組では事故現場にブレーキ痕がなかったこと、広末容疑者が運転していた車にドライブレコーダーがついていなかったことを伝えた。さらに、裁判所が19日まで10日間の拘留を認めたことについて、広末容疑者の弁護側が決定を不服として準抗告したが、この日までに棄却されたことがわかったと報じた。 MCの青木源太アナウンサーが「現行犯逮捕された容疑は傷害でした。家宅捜索は危険運転致傷」と話すと、山岸弁護士は「そうですね。驚きました。逮捕と拘留は傷害(容疑)なんですけど、捜索、差し押さえが危険運転(致傷容疑)に変わってるんですね。危険運転致傷の場合には最高15年以下の懲役ということで、むちゃくちゃ重罪なんです。覚せい剤とか傷害よりも、もっと重い罪なんですね」と厳しい表情でコメントした。 さらに、山岸弁護士は「ですんで、もう合法薬物か違法薬物かというところも実は争点じゃなくて、合法であっても、それによって薬物の影響できちんとした正常な運転ができたかできなかったか、そこに焦点が移ってるんです、今」と解説した。

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