19日朝、東京・大田区の首都高速道路湾岸線の多摩川トンネルで、車7台がからむ事故があり、男性1人が意識不明の重体となっています。 警視庁によりますと、19日午前7時半ごろ、多摩川トンネルを走っていたトラックが、渋滞で止まっていた軽自動車に追突し、このはずみで、さらに前方の車5台が次々に衝突しました。 この事故で、軽自動車を運転していた男性が意識不明の重体となっているほか、同乗していた男性2人も大けがをしています。このほか10人が病院に運ばれましたが、いずれも軽傷だということです。 警察は、最初に追突したトラックの30代の運転手の男性を現行犯逮捕しましたが、その後、けがの治療のため釈放しました。 運転手は、「スピードメーターを見ていて前方不注意だった」と話しているということです。