京都府警東山署は13日、自動車運転処罰法違反（過失運転致傷）と道交法違反（酒気帯び運転）の疑いで、京都市山科区、自営業の男（35）を逮捕した。 逮捕容疑は13日午前3時50分ごろ、同市東山区清閑寺池田町の国道1号で軽乗用車を飲酒運転し、逆走。対向の乗用車に正面衝突し、運転していた滋賀県守山市の会社員男性（69）に胸骨骨折、同乗していた京都市下京区の会社員男性（67）に肋骨（ろっこつ）骨折などの重傷を負わせた疑い。 同署によると、逆走した自営業の男から酒の臭いがしたため検査したところ、基準値を超えるアルコールが検出された、という。「けがをさせたことは間違いないが、運転時に酒が体内にあったかどうかは分からない」と一部否認しているという。