堀ちえみ、涙 誹謗中傷が家族にまで…「周りが迷惑被るのがつらい」夫の会社にも中傷FAX

6年前に舌がんを公表した歌手の堀ちえみが14日、NHK「あさイチ」にVTR出演。自身が受けたネットでの誹謗中傷について涙を浮かべて振り返った。 この日のテーマは「増え続ける被害 ネットの誹謗中傷」。堀は、度重なる誹謗中傷で、逮捕者が出るほどの被害に悩まされた。 「終わりが見えない、顔も見えない。誰かも分からない。もしかしたら身近にいて何かされるかもしれない」という恐怖があったといい「病気がうそだったんじゃないかとか。生きているのがつらかった。どこまで自分の精神持ちこたえられるかっていうのはすごいありました」と涙を流して訴えた。 「リハビリを頑張ろうとしているときに、喋り方が気持ち悪いとか言われてしまうと、どうやって受け止めればいいんだろうって…」と悩み、「治せるものなら努力したが、元には戻らないと医師に言われている。これ以上どうしようもない」と悲痛に訴えた。 堀の夫も「ニュースで取り上げられると、どんどん悪いコメントが増えていく。病気で苦しんだ後にまた苦しんで。見てられなかった」とコメント。被害は家族にまで及び、夫の会社にまで誹謗中傷のFAXが届いたといい、さらには子供達にも誹謗中傷が。堀は「周りが迷惑を被ってしまうのがつらくて、つらくて」と涙を流していた。

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