前大統領、内乱事件の初公判 起訴内容を否認 韓国

【ソウル時事】韓国のソウル中央地裁は14日、「非常戒厳」を宣言し、内乱首謀罪で起訴された尹錫悦前大統領の初公判を開いた。 尹氏は被告人として出廷した。弁護側は起訴内容を否認した。 民主化以降に被告人として法廷に立った大統領経験者は全斗煥、盧泰愚、李明博、朴槿恵各氏に続き5人目。尹氏は1月、現職大統領として初めて逮捕、起訴されたが、3月8日に釈放された。 濃い色のスーツを着用した尹氏は報道陣を避け、地裁の地下駐車場から法廷に向かった。過去の大統領経験者と異なり、地裁は法廷での写真撮影を認めなかった。検察は初公判で、起訴内容の説明を行った。

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