傷害容疑で逮捕された愛媛県職員 地検が不起訴 弁護士「正当防衛が成立する」親族の男性に羽交い絞めにされ…

知人に対する傷害容疑で今月3日に逮捕された県職員の男性について、松山地検は不起訴処分としました。職員側の弁護士は、正当防衛が成立する状況だったと主張しています。 不起訴処分となったのは、県私学文書課の29歳の男性主事です。男性主事は、愛媛県伊予市内の自宅で60代の男性の足をかかとで踏みつけ、指を骨折させるなどのけがをさせたとして、傷害の疑いで今月3日に逮捕され、その後、送検されていました。 男性主事は、調べに対し、「足を踏んだ覚えはない」と容疑を否認していました。 捜査を進めていた松山地検は、14日までに男性主事を不起訴処分としました。理由については、「証拠関係に照らして」と説明しています。 当時の状況について、弁護士は、男性主事が親族の男性から羽交い絞めにされた上、執拗な暴行を受け、そこから脱しようとしていたと説明しました。 また、録音されたやりとりからも男性主事が意図的に踏みつける行為は確認できず、仮に暴行していても正当防衛が成立すると主張しました。

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