北海道美唄市の水道関連工事を巡り、業者に便宜を図る見返りに沖縄旅行の代金を受け取ったなどとして美唄市の元職員の男が逮捕されました。 収賄の疑いで逮捕されたのは、美唄市の元職員、本田強志容疑者です。本田容疑者は2021年7月から3年間、市が発注した6つの水道関連工事を巡り市内の業者に最低制限価格を漏らし、見返りとして沖縄旅行の代金などおよそ85万円を受け取った疑いが持たれています。本田容疑者は上下水道課の課長補佐などを務め、ことし3月に退職していました。 この事件を巡っては贈賄の疑いで美唄市内の工事業者、サニー設備工業の社長・伊藤義則容疑者と取締役の磯田諭容疑者も逮捕されています。 警察は3人の認否を明らかにしていません。