交通事故後に搬送先の病院で看護師に暴行を加え軽傷を負わせたとして、傷害の現行犯で逮捕された俳優の広末涼子容疑者(44)について、警察が行った薬物検査の本鑑定の結果、違法薬物や睡眠薬などを含めて薬物が検出されなかったことがわかりました。 広末涼子容疑者は8日未明、新東名高速道路で交通事故を起こした後、搬送された静岡県島田市の病院で看護師の女性の足を複数回蹴るなどし、軽傷を負わせた傷害の現行犯で逮捕されました。 広末容疑者は任意の薬物検査に応じ、その結果、覚醒剤などの違法薬物は検出されなかったということですが、警察は市販薬などが運転に影響した可能性も視野により詳細な本鑑定を行っていました。 捜査関係者によりますと、本鑑定の結果、違法な薬物や睡眠薬などの薬も検出されなかったということです。 また被害者の看護師との間で示談する方向で交渉が進められているということです。