今年3月、福島県矢祭町で、正当な理由がないのに、包丁などを持っていたとして現行犯逮捕された男が、直前に現場近くの住宅を放火した疑いで再逮捕されました。 15日に再逮捕されたのは、住所不定・無職の小野稜介容疑者(32)です。 小野容疑者は、3月25日、矢祭町東舘の住宅にライターで火をつけ、全焼させた疑いが持たれています。当時、住宅には30代の女性など4人がいましたが、けがはありませんでした。 小野容疑者は、女性の知人で、取り調べに対し「嫌がらせをしようと思い、火をつけた」と容疑を認めているということです。 小野容疑者は、放火した直後に銃刀法違反の疑いで、現行犯逮捕されていて、これまでの調べに対し、「自殺するつもりで持っていた」と供述しているということです。