福岡県の職員の男が酒気帯び運転の疑いで14日、逮捕されました。県は15日午後、会見を開き謝罪しました。 ■福岡県の会見 「誠に申し訳ございませんでした。」 職員の逮捕を受け、福岡県は15日午後、会見を開き謝罪しました。 酒気帯び運転の疑いで14日、現行犯逮捕されたのは、福岡県土整備事務所の技術主査、菊次英樹容疑者(48)です。 警察によりますと、菊次容疑者は14日午後3時ごろ、福岡県みやま市瀬高町で、酒を飲んで車を運転した疑いです。呼気からは基準値の5倍以上のアルコールが検出されています。 菊次容疑者は逮捕前、少なくとも3件の接触事故を起こしていましたが、いずれもケガ人はいませんでした。 警察の調べに対し「家で焼酎の水割りをグラス5杯飲んだ」と話し、容疑を認めているということです。 福岡県によりますと、菊次容疑者は1月末から4月末まで、病気療養による長期休暇中だったということです。 県の担当者は「県をあげて飲酒運転撲滅に取り組んでいるさなか、県民の信頼を損ねる極めて遺憾なことであり、大変申し訳なく思っています。改めて全職員に対し、飲酒運転撲滅の周知徹底をはかっていく」などとしています。