観光客でにぎわうタイのパタヤで、中国人カップルが公道上で性交をおこない、その様子を三脚で撮影していたとして警察に逮捕された。事件は4月某日、パタヤ市南部の有名観光地「ウォーキングストリート」付近で発生。警備員が現場を目撃し、写真を撮影して警察に通報した。 米「ニューヨーク・ポスト」紙によると、逮捕されたのはオウ・ジーハン(67)とリン・ティンティン(35)。警察は2人を滞在中のホテルで発見し、パタヤ市警察署に連行した。取り調べに対し、オウ容疑者は「私は世界各地でヌード写真を撮影するフォトグラファーであり、公然での撮影が違法とは知らなかった」と弁明。2人は行為を反省し、タイ国民と当局に謝罪したという。 警察によれば、公然わいせつ罪により最大5000バーツ(約1万5000円)の罰金が科される可能性があるほか、撮影された映像が公開された場合は、コンピューター犯罪法により最大10年の懲役および10万バーツ(約30万円)の罰金も科される可能性があるという。