酒を飲んで車を運転したとして16日、福岡市の自称アルバイトの男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。 男の車は別の車と接触事故を起こした後、中央分離帯に衝突しました。 博多警察署によりますと16日午前7時40分ごろ、福岡市博多区中洲中島町で「車どうしの事故でパンクしているのに発進しようとしている」などと目撃した男性から110番通報がありました。 警察が駆けつけ、軽乗用車を運転していた男を調べたところ、呼気から基準値の6倍を超えるアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。 逮捕されたのは福岡市東区の自称アルバイト、桃田優也容疑者(26)で、調べに対し「体内にアルコールを保有した状態で運転し、縁石にぶつけた事故をおこしたことに間違いありません」と話しているということです。 桃田容疑者が運転する車は、信号停車中の別の車を追い越そうと右折レーンにはみ出して走行し、接触事故を起こした後、中央分離帯に衝突して止まったということです。 けが人はいませんでした。 警察は信号無視の疑いもあるとみて当時の状況を詳しく調べるとともに、飲酒の量や経緯についても捜査しています。