北九州市で中学生の男女2人が殺傷された事件で、15日、2度目の鑑定留置が認められた平原政徳容疑者の身柄が警察署から移送されました。 「平原容疑者が出てきました。これから2度目の鑑定留置が始まります」 去年12月、北九州市小倉南区のファストフード店で、女子中学生が刃物で刺されて殺害され、男子中学生が重傷を負った事件で、警察は近くに住む無職・平原政徳容疑者(44)を殺人などの疑いで逮捕しました。 1月から始まった鑑定留置は、14日終わったばかりですが、福岡地検小倉支部から出された2度目の鑑定留置請求が15日、裁判所に認められました。 検察は「刑事責任能力の有無などについて慎重を期す必要があった」と説明していて、鑑定結果を見て起訴するかを判断します。