広末涼子、逮捕から8日後…釈放は異例の早朝 示談成立し公式サイトで謝罪

交通事故後に搬送された病院で看護師に暴行し軽傷を負わせたとして、傷害の疑いで逮捕された女優、広末涼子(44)が16日、留置されていた静岡県の浜松西署から処分保留で釈放された。捜査関係者によると、看護師側との間で16日までに示談が成立。午前6時過ぎ、浜松西署の玄関先に現れた広末は一礼し、車で浜松西署を後にした。 釈放は異例の早朝。16日午前6時過ぎ、黒いスーツを着た広末は憔悴し切った表情ながら、きりっとした立ち姿で浜松西署の玄関先に現れ、言葉を何も発しないまま、3秒間ほど深々と頭を下げた。車に乗り込むと、笑顔を見せる場面も。その後は東京都内の病院に向かったとみられる。 広末は7日午後に新東名高速道路で大型トレーラーに追突する事故を起こし、搬送された島田市立総合医療センターで看護師を複数回蹴るなどしたため8日未明に現行犯逮捕。9日に送検され、静岡地裁浜松支部が10日に19日までの勾留を認めていた。逮捕から8日後の釈放となった。 捜査関係者によると、釈放が決まったのは午前6時前。広末と暴行された看護師側との間で16日までに示談が成立したという。今後は任意での捜査が続けられる。10日には自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで、県警が東京・世田谷区の自宅を家宅捜索していた。 釈放を受け、広末の個人事務所は公式サイトで「被害者の方々に対し、心より深くおわび申し上げます」と謝罪。 違法薬物との関連性については「アルコールや違法薬物は一切検出されておりません。家宅捜索でも薬物が押収された事実はありません。本人は、過去を含め、薬物に一切関与しておりません」と否定し、不安定な精神状態がみられたことには「今後は適切な医療機関にて診断を受けた上で、医師の指導の下、慎重に治療と健康回復に努めます」と対応に言及した。 広末については「被害者をはじめ多くの方々に多大な迷惑と混乱を与えてしまったことを大変申し訳なく思っており、深く反省しております」と説明。復帰時期は未定で「本人の体調と状況を見極めながら、慎重に対応を進めてまいります」としている。

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