京都の観光名所、伏見稲荷大社の近くで許可を得ずに自家用車で金をもらって客を運ぶ、いわゆる「白タク」行為をしたとして、ネパール国籍の男が逮捕されました。 道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府豊中市に住む飲食業でネパール国籍の、ラム・プラサド・ガイル容疑者(45)です。 警察によりますと、ガイル容疑者は22日昼ごろ、伏見稲荷大社近くで許可を得ずに自家用車で金をもらって客を運ぶ、いわゆる「白タク」行為をした疑いがもたれています。 「白タク」の取り締まりをしていた警察官が、アメリカ人の夫婦を乗せて伏見稲荷大社の駐車場から出てきたガイル容疑者の車を発見し、職務質問しました。 そして、夫婦からガイル容疑者に1日のチャーター代金として日本円で約7万円が支払われていたことを確認し、ガイル容疑者を現行犯逮捕しました。 ガイル容疑者は警察の調べに対し「まちがいない」と話し容疑を認めています。 京都府警は、人気観光地などで「白タク」行為への警戒を強めていて、検挙したのは今年に入ってこれで3件目です。