神戸連続コンビニ強盗、団体職員の男が関与認める供述 近く追送検へ

神戸市中央区で3月下旬、コンビニ強盗が2件相次ぎ、うち1件の強盗容疑で逮捕、起訴された団体職員の男(46)=同区=が、もう1件の強盗事件への関与も認める供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。兵庫県警は近く、強盗容疑で追送検する。 生田署によると、男は3月27日未明、同区山本通3丁目の「ファミリーマート神戸トアロード店」で男性店員(44)に果物ナイフのようなものを突きつけ、「金を出せ」などと言って脅迫し、レジに入っていた現金12万3千円を奪ったとして、今月1日に逮捕され、後に起訴された。 この事件が起きる約25分前の26日深夜、約900メートル離れた同区山本通5丁目の「デイリーヤマザキ関西国際大学神戸山手C前店」で男がレジで店員に刃物を突きつけ「マネー、マネー」などと脅し、現金2万8千円を奪って逃げた事件があった。 捜査関係者によると、男は逮捕当時、容疑を否認していたが、その後2事件への関与を認めたという。(原野百々恵)

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