高齢者施設の施設長の立場を利用し…入居男性のキャッシュカードで約59万円引き出す 窃盗容疑の50歳女「無断で金をおろしました」

去年7月から11月にかけて、北海道函館市で勤務先の高齢者施設の入居者から預かったキャッシュカードを使って、現金約59万円を盗んだとして、50歳の介護士の女が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、函館市中道2丁目の介護士、金原利律子容疑者50歳です。 金原容疑者は、去年7月31日から11月18日までの間に、勤務先の高齢者施設に入居する60代男性のキャッシュカードを使って、函館市内に設置された現金自動預け払い機(ATM)から13回にわたって現金約59万円を盗んだ疑いがもたれています。 今年1月末に高齢者施設の代表から被害届が出されたのを受けて、警察が裏づけ捜査を進めていました。 警察によりますと、金原容疑者は、当時この施設で施設長として勤務していて、立場を利用し入居者から預かったキャッシュカードで犯行に及んでいたということです。 取り調べに対し金原容疑者は「わたしが無断で金をおろしました」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、動機などを詳しく調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加