“タクシー強盗犯”に73歳の運転手が決死の行動 29歳の自称・会社員を現行犯逮捕 福岡・北九州市

23日夜、福岡県北九州市で、タクシーに乗った29歳の男が、73歳の運転手を複数回殴って料金を支払わず逃走しようとしましたが、運転手に取り押さえられ、逮捕されました。 警察によりますと、23日午後10時50分ごろ、北九州市小倉北区魚町で29歳の男がタクシーに乗り込みました。 20分ほど走り、自宅近くの北九州市若松区赤崎町に着いたところで男は「ここまででいいですよ」と告げてタクシーを停車させ、乗車料金4050円を支払わないままドアを自分で開けて、小走りに逃走しました。 73歳の男性運転手が追いかけたところ、男は運転手の顔面を複数回殴り、さらに逃走しましたが、30メートルほど先でつまずいて転倒。 追いかけた運転手が覆いかぶさって身柄を確保し、付近を通りかかった目撃者が警察に通報して、強盗の現行犯で逮捕されました。 逮捕されたのは、自称・会社員の江上壽弥容疑者(29)で、当時は酒を飲んでいて、調べに対し、「全く知りません。でも、お金は払います」などと供述しているということです。 殴られた運転手は、左頬に軽いケガをしています。

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