東京 八王子市 爆破予告メール“送り主は職員”懲戒免職に

東京・八王子市は、3年前に市役所に送られた爆破予告のメールについて、送り主が30代の職員だったことを明らかにし、23日までに懲戒免職処分としました。

懲戒免職処分となったのは八王子市総務部統計調査課の草木隆宏主任(39歳)です。

市によりますと、主任は3年前の2022年6月、八王子市のホームページにある問い合わせフォームから、「市の施設を爆破する」という内容のメールを市に送信しました。

その後、警察と市が爆破予告のあった施設を訪れて安全を確認しましたが、市は警察に被害届を出していて、ことし2月末に警察から送信元がこの主任だという情報提供を受けたということです。

市が確認を進めたところ、主任がメールを送ったことを認めたことから、22日付けで懲戒免職処分としました。

八王子市の太田浩市総務部長は「市の信用を著しく傷つけるものであり、大変申し訳なく、深くおわび申しあげます。改めて、職員一人ひとりが公務員であることを自覚し、市民の信頼を損なうことのないよう、指導を徹底してまいります」とコメントしています。

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