「キャッシュカードをだまし取って金を引き出した」 80代女性が被害 新潟県の無職の男(36)を逮捕 ほかにも関与か 札幌市

札幌・南警察署は2025年4月26日、新潟県長岡市の無職の男(36)を預貯金詐欺の疑いで逮捕したと発表しました。 男は氏名がわからない何者かと共謀し、2025年4月3日に郵便局員を装って札幌市中央区の80代女性の自宅を訪れ、キャッシュカード2枚をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、4月3日に氏名がわからない何者かが女性の自宅に電話し「保険料の還付金があり、その振込み作業のためにキャッシュカードを回収する必要がある」「回収のために別の者が自宅に行く」と嘘を言い、その後男が郵便局員を装って女性の自宅を訪れ、キャッシュカード2枚をだまし取ったということです。 男が立ち去ったあとに不審に思った女性が郵便局に相談して被害が発覚しました。 女性の口座からはおよそ34万円が引き出されていたということです。 警察は防犯カメラなどの捜査から男を特定し、全国指名手配をかけたところ、青森県警が青森県八戸市内で男を発見し、4月26日に逮捕しました 調べに対し男は「キャッシュカードをだまし取ってお金を引き出した」と容疑を認めているということです。 また「北海道以外でも同様の手口で預貯金詐欺をした」という趣旨の供述もしているということで、警察は余罪を調べるとともに、指示役や電話のかけ子について調べを進めています。

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