福岡県宇美町で酒を飲んで車を運転したとして75歳の男が逮捕されました。警察は、直前に起きたひき逃げ事件にも関与しているとみて調べる方針です。 警察によりますと、26日午後9時45分ごろ、宇美町宇美の県道で、60代の男性が軽乗用車にはねられ、頭に軽いケガをしました。 軽乗用車はそのまま逃走しましたが、約20分後、警察官が現場付近で助手席側のサイドミラーが壊れている軽乗用車を発見しました。 運転していた男の呼気からは基準値の4倍を超えるアルコールが検出され、警察は、宇美町の無職・江崎 国男容疑者(75)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。「サケは抜けていると思った」と容疑を否認しています。 一方、江崎容疑者は事故を起こしたことをほのめかしていて、警察は、ひき逃げの疑いでも調べる方針です。