福井県坂井市に住む20代の男性が、警察官や検察官を名乗る男らからの電話を受け、指定された口座に100万円を振り込みだまし取られる被害がありました。警察が特殊詐欺として捜査を進めています。 警察によりますと、4月27日から29日にかけて、坂井市の20代男性の携帯電話に「使われている携帯電話番号が使用できなくなる」と音声ガイダンスの電話がありました。その後、電話は転送され関東総合通信局を名乗る男から、男性の番号から迷惑メールが送られてきたと通報があったといわれ、電話先で警察官を名乗る男から「事件の捜査であなたのクレジットカードが出てきた。逮捕を免れるためには保釈金が必要」といわれたということです。 その後、検察官を名乗る男から銀行口座を指定され、男性は坂井市内のATMから2回にわたって計100万円を振り込み、だまし取られたということです。 警察が特殊詐欺事件として捜査を進めています。