【ストップ!詐欺被害】ビデオ通話で「特殊詐欺の容疑者になっている」警察官かたるニセ電話詐欺 医師の女性が2400万円の被害に【小倉北警察署】

警察官や検察官をかたるニセ電話詐欺で、北九州市の医師の女性が約2400万円をだまし取られました。 警察によりますと、4月6日、北九州市小倉北区の医師の女性(69)のスマートフォンに、長野県警の警察官を名乗る人物から「今から時間ありますか。SNSのビデオ電話に切り替えましょう」と電話がありました。 SNSに誘導された女性は、捜査2課の警察官を名乗る人物から「長野県であなたが大量に薬を処方している」「練馬区の特殊詐欺に関与しており、容疑者になっている」「逮捕されるか資産を凍結するしかない」などと言われました。 さらに検察官の名乗る人物も登場し、「資産を凍結するには警察が管理する口座に資産を振り込んでもらう必要がある」と言われた女性は、指定された口座に、4月21日まで10回にわたり、約2400万円を振り込んだということです。 詐欺を疑うようになった女性が、4月30日に長野県警に問い合わせたことで被害が発覚しました。 警察は「SNSで警察官が事件の内容を伝えることはない」とした上で、「逮捕状」や「資金調達」などの言葉が出てきたら、即座に電話を切るよう強く呼びかけています。

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