男確保の学校支援員「当たり前のことをしただけ」大阪・小学生7人重軽傷

大阪市西成区で小学生7人が車にひかれた事件で、男を確保した学校支援員の70代の男性がメディアの取材に初めて応じ、「当たり前のことをしただけ」と心境を語りました。 大阪市西成区で1日、小学校の児童7人が下校中に車にひかれ重軽傷を負った事件では、運転していた東京都東村山市に住む矢沢勇希容疑者が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。 矢沢容疑者を確保したのは、下校時の見守り活動をしていた70代の学校支援員の男性で、大阪府警の元刑事だということです。男性は2日、NNNの取材に応じ、「明らかに車が子どもたちに向かっていたので、子どもたちに『右寄れー!』と叫んで、運転席にいた男を引きずり出した」と当時の緊迫した状況を語りました。その上で、「元刑事として当たり前のことをしただけ。子どもたちの命が助かったことについては、ただただ安堵(あんど)の思い」と話しました。 矢沢容疑者は調べに対し、「すべてが嫌になったから、小学生をひき殺そうとした」と話し、事件の2日前にJR新大阪駅近くの店でレンタカーを借りていたということで警察が詳しいいきさつを調べています。

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