生後3カ月の男児が一時心肺停止 傷害容疑で父親を逮捕 名古屋

生後3カ月の男児を殴ってけがを負わせたとして、愛知県警中署は3日、父親の会社員弓達(ゆだて)浩一容疑者(26)=名古屋市中区正木2丁目=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。男児は一時心肺停止の状態になっていた。 署によると、弓達容疑者は2日午後6時55分ごろ、自宅で生後3カ月の男児を殴ってけがを負わせた疑いがある。弓達容疑者が自ら「子どもの意識も呼吸もない」と119番通報した。署には「3カ月の男児が心肺停止になっている」と消防から通報があったという。 署や消防によると、男児は搬送時に意識不明で心肺停止の状態だった。署によると、その後呼吸が回復。搬送先の病院の集中治療室で治療を受けているが、命に別条はないとみられる。事件当時、弓達容疑者と男児が2人で在宅していたという。(小林裕子、野口駿)

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