5月3日夜、新潟駅発村上駅行きのJR白新線の普通列車内で、運転席のドアを複数回足で蹴り破損させた66歳の男が現行犯逮捕されました。 器物破損で現行犯逮捕されたのは、宮城県に住む契約職員の男(66)です。 警察によりますと男は5月3日午後10時49分から午後10時54分までの間、新潟駅発村上駅行きのJR白新線の普通列車内で、運転席のドアを複数回足で蹴って、ドアをへこませ破損させたということです。 事件はJR東日本の職員から「電車の中で暴れている男がいる」と警察に通報があったことで発覚。 男が乗ったのは6両編成の普通列車で、男は走行中の列車内で1両目から6両目までの間を移動。1両目と6両目どちらの運転席のドアもへこんでいたということです。 新潟市内で大学の同窓会に参加し酒を飲んだあと、胎内市の実家に帰るために電車を利用していたという男。 この騒動が原因で列車は運休となり、乗車していた約180人が後続列車に乗り換えるなどの影響が出ています。けが人はいませんでした。 警察の調べに対し、男は「蹴って壊したことは間違いない」と容疑を認めていて、警察は男が犯行に至った経緯などを詳しく捜査してます。