自分の事務所に火をつけて逮捕された弁護士「不法拘禁」暴言騒ぎ=韓国

自分の事務室に火をつけ、警察署で乱暴を働いた疑いで裁判にかけられた50代の弁護士が、1審で懲役刑の実刑を言い渡された。 7日、法曹界によると、ソウル中央地裁刑事合意第35部(ペク・デヒョン部長判事)は先月25日、現住建造物放火、軽犯罪処罰法違反の疑いで裁判にかけられた弁護士A氏に懲役1年6カ月を言い渡した。 A氏は昨年6月13日、ソウル瑞草区(ソチョグ)の自分の事務室で自分が担当する事件などの書類を取り出して床に積んでおき、ライターで火をつけた疑いが持たれている。 放火の疑いで現行犯として逮捕されたA氏は瑞草警察署刑事当直室に引き渡された後、警察官に向かって「不法拘禁」「罪刑法定主義のため罪にならない」と大声を上げ、悪口を言うなど騒ぎを起こした疑いもある。 裁判所は「被告人が弁護士でありながらも犯行後に自重せず、警察署刑事当直室で騒ぎを起こした行為は非難の可能性が高い」とし「犯行が行われたビルは病院1カ所、弁護士事務室9カ所などが密集し、適時に鎮火されなければ大きな人命被害を引き起こす恐れがあった」と述べた。 ただし、「被告人が犯行を認めて反省している点と幸いに人命被害が発生していない点、4回の異種罰金刑前歴の他に他の犯罪前歴はない点などは有利な正常」と量刑理由を明らかにした。

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