鹿児島県奄美市で、国の天然記念物に指定されているオカヤドカリを無許可で所持したとして中国籍の男3人が逮捕されました。 文化財保護法違反の疑いで逮捕されたのは、中国籍の24歳から27歳の男3人です。 警察によりますと、3人は6日、奄美市内の宿泊施設などで「オカヤドカリ」を無許可で所持した疑いが持たれています。 オカヤドカリは小笠原諸島や沖縄県などに生息し、国の天然記念物に指定されています。 宿泊施設の職員が男らの部屋からオカヤドカリを発見し、通報したことで発覚しました。 所持していたオカヤドカリはおよそ160キロに上ります。 警察は3人の認否について明らかにしておらず、所持の目的など含め捜査を進めるとしています。