エンジンかけたまま路上駐車…スタッフが離れた隙にデリバリー用の軽乗用車を盗んだ疑い 別の窃盗事件で逮捕の43歳男「お金に困っていた」

今年3月、札幌市中央区の路上に駐車していた軽乗用車を盗んだとして4日、43歳の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区の自称経営コンサルタント、小川武史容疑者(43)です。 小川容疑者は、今年3月8日午前2時52分ごろ、札幌市中央区南5条西3丁目の路上に駐車していた軽乗用車1台と、車の中にあった現金1万2000円入りの財布など13点(時価合計約5万1170円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、盗まれた車はフードデリバリー用のもので、30代の男性スタッフが配達中に、エンジンがかけたままドアにカギをかけずに駐車していたということです。 被害に気づいた男性スタッフが「エンジンをかけたまま駐車していた車が盗まれた」と110番通報していました。 警察が捜査を進める中で、2日後の3月10日にリサイクルショップ店でスマートフォンを盗んだ疑いで緊急逮捕されていた小川容疑者が、車の中にあった被害品を所持していたことが判明。 警察は、防犯カメラの解析や、本人の供述などから容疑を固め、逮捕に至ったということです。 取り調べに対し、小川容疑者は「私が車を盗んだことに間違いありません」と話し、「車内の物を盗むため車を盗んだ。お金に困っていた」という旨の供述をしているということです。 小川容疑者は、今回の逮捕の前にも、同じ手口で路上駐車中の別の車を盗んだ疑いで逮捕されていて、警察は余罪がほかにもあるとみて、捜査を進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加