当時3歳の男の子に母親と祖父が粘着テープを巻きつけ拘束していた事件をめぐり、警察は、男の子に食事を与えなかったなどとして2人を再逮捕しました。 保護責任者遺棄致傷の疑いで再逮捕されたのは広島市南区の無職の母親(26)と祖父(52)です。警察によると2人は、去年10月ごろから今年1月ごろまで低栄養状態の男の子に食事を与えなかったなどの疑いが持たれています。調べに対し2人は容疑を認めています。 今年1月、救急隊が自宅に駆けつけた際、男の子は体重約6キロで、心肺停止の状態で発見。低酸素脳症により入院していましたが、3月に退院しました。2人は男の子の両腕や両足首に粘着テープを巻き付け拘束した罪で逮捕・起訴されており、先月、初公判が開かれました。 【2025年5月7日放送】