母親の遺体を自宅に放置したとして、富山県上市町の40歳の男が7日逮捕されました。母親は死後2〜3か月経過していたとみられます。 髙島未帆記者 「上市町の住宅街です。こちらの集合住宅で、70代女性の遺体が見つかりました」 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、住居不定、無職の石黒友樹容疑者（40）です。 石黒容疑者は4月27日までの間、上市町横法音寺の自宅で同居する母親の明子さん（当時73）の遺体を放置した疑いがもたれています。 察によりますと4月27日、石黒容疑者と明子さんの親族から2人と連絡が取れないと相談があり、室内を確認したところ亡くなっている明子さんを発見。 石黒容疑者とは連絡が取れなくなっていましたが、7日正午ごろ自宅に戻ってきたところを逮捕しました。 現場は地鉄上市駅近くの閑静な住宅地にある定住促進住宅で、住民によりますと2人は一階に住んでいたということです。 司法解剖の結果、明子さんは死後2、3か月ほど経っているとみられ、腐敗が進んでいましたが目立った外傷はなく、警察は病死の可能性が高いとみています。 石黒容疑者は容疑を認めているということで、警察は動機などを捜査しています。