「桶川の教訓が活かされず無念」川崎の女性遺体事件にみるストーカー規制法の「弱点」とは?

神奈川県川崎市で20歳の女性が遺体で発見された事件をめぐり、5月3日、かねてストーカー行為を繰り返していた男性が死体遺棄容疑で逮捕された。 亡くなった女性は生前、逮捕された男性からの暴力などについて警察に通報や相談をしていたとされ、遺族や友人らは警察の対応が不十分だったと抗議の声を上げている。 神奈川県警は9日、対応が適切だったか否かを調査する検証チームを設置したと発表した。 ストーカー事件に詳しい松村大介弁護士は、警察の対応について「問題点が非常に多く、ストーカー規制法の限界・矛盾を露呈している」と批判した上で、「ストーカー規制法を改正すべき」だと指摘する。

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