木更津署は10日までに、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで木更津市、会社員の男(60)を逮捕した。 逮捕容疑は4月30日午後5時45分ごろ、同市東太田1の県道と市道が交わる十字路交差点で軽乗用車を運転し、横断歩道を歩いて渡っていた女子中学生(14)=同市=をはね、近くにいた別の女子中学生(14)=同市=も転倒させ、2人にけがを負わせたまま逃走した疑い。最初にはねられた女子中学生は両足を骨折する重傷。2人はともに下校中だった。 同署によると「事故を起こした覚えはない」と容疑を否認している。防犯カメラ映像などから関与が浮上。はねた車は直進しようとしていた。現場は信号機があり、事故当時に横断歩道の歩行者信号は青だった。容疑者が赤信号を無視した可能性も視野に調べている。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)