東京・池袋のマンションでポーカー賭博場を開いて客から手数料を得たとして、警視庁国際犯罪対策課などは賭博場開帳図利の疑いで、いずれも中国籍で、賭博場を開いていた無職の汪毅容疑者(42)=東京都北区浮間=と従業員の女2人を現行犯逮捕した。また、客としてきていた30~60代の男9人も賭博容疑で現行犯逮捕した。 逮捕容疑は9日午後11時過ぎ、豊島区池袋のマンション5階の一室で、賭博場を開き、客にポーカー賭博をさせ、手数料名目で金銭を得たとしている。 国際犯罪対策課によると、汪容疑者は「仲間内でポーカーをしていただけ」と容疑を否認している。賭博場は令和6年7以降、少なくとも月8回ほど夜間に営業し、計6千万円程度売り上げていたとみられる。 別の賭博事件の捜査で発覚。9日に賭博場を家宅捜索し、現金約200万円やポーカー台などを押収した。同課は中国人を対象に集客し賭博を行っていたとみて、詳しい経緯を調べている。