拾ったスマホでバスケットシューズ買った大学生を不起訴 熊本

不正に入手したスマートフォンの決済機能を使って、店から靴をだまし取ったとして逮捕された男子大学生について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。 5月9日付で不起訴処分となったのは、逮捕当時、熊本市中央区に住んでいた大学生の男性(20)です。 大学生は今年3月28日、不正に入手したスマホのキャッシュレス決済機能を使って、熊本市内にある靴の販売店で約2万4000円のバスケットシューズ1足をだまし取ったとして、詐欺の疑いで4月に逮捕されていました。 スマートフォンの所有者は熊本市内に住む70代男性で、警察に対して「落とした」と話していて、逮捕当時、大学生も警察の調べに対し、「落ちていたスマホを拾って試しに番号を入力したところ、ロックを解除できたので使った」と容疑を認めていました。 大学生は逮捕当時、容疑を認めていたということです。熊本地検は不起訴の理由について「回答を差し控える」としています。

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