詐欺被害が青森県内でも後を絶ちません。県と警察が合同で被害防止を呼び掛けました。 「ニセ警察官も増えていますのでご注意ください」 県と警察は12日、合同でチラシやティッシュを配り、特殊詐欺などへの注意を呼び掛けました。 【犯人役】 「警視庁第2捜査係の新任警部補をしています」 特に注意してほしいのが、警察といった捜査機関をかたった詐欺。 ニセ警察官が「あなたは犯罪に加担している」と逮捕状などを見せ、現金を要求する詐欺が多発しています。 それ以外にもSNSを通じて投資を促すなど、巧妙かつ悪質な手口が後を絶ちません。 県内では2025年、5月10日までの暫定値で、特殊詐欺の被害件数は64件、被害額はおよそ2億7860万円と2024年の同じ時期を大きく上回っています。 【工藤麻衣記者】 「その話、詐欺かも。きょうから県警察本部ではX(旧Twitter)でも特殊詐欺被害防止を呼び掛けます」 警察は、12日から31日までを「それは詐欺気をつけて!強化期間」として公式Xや県警察防犯アプリ「まもリン」などで最新の手口を紹介しています。 【県警察本部生活安全企画課 斉藤玲奈課長補佐】 「特殊詐欺などの手口は日々変化しています。県民の皆様が最新の手口を覚えることによって、詐欺の被害を減らすことができますのでよろしくお願いいたします」