相次ぐ10代の凶行 愛知では16歳が祖父母殺害、群馬では17歳が高校生刺して逮捕

千葉市の路上で84歳の女性が刺殺された事件を巡り、千葉東署は12日、殺人の疑いで同市内の中学3年の男子生徒(15)を逮捕した。10日には愛知県で、70代の祖父母を殺害したとして高2生徒(16)が殺人容疑で逮捕されるなど、10代の少年による凶悪犯罪が最近相次いでいる。 愛知県田原市の住宅で9日、血だらけで倒れている75歳男性と72歳女性の夫婦の遺体が見つかり、同居する孫で高2の男子生徒が10日、殺人の疑いで逮捕された。夫婦は寝ている間に襲われたとみられ、遺体には刺し傷や切り傷があった。男子生徒は容疑を認めているという。 10日には群馬県太田市の路上で、ブラジル国籍の17歳少年が顔や腹を殴られた上、背中を刃物で刺される事件が発生。11日に、同市に住む男子高校生(17)が両親とともに警察に出頭し、殺人未遂容疑で逮捕された。 今年3月にも少年による凶行事件が起きた。同月11日、松山市にある私立高校の玄関で、在籍する男子生徒(16)が、同じクラスの男子生徒(16)を文化包丁で切り付け、殺害しようとしたとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。 直前に「生徒同士でもめ事があった」と110番通報があり、被害を受けた生徒は首にけがを負った。

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