山形県新庄市で10日午後、酒気帯び運転の車に50代の男性がはねられ死亡した事故で、男性の妻がYBCの取材に応じました。男性の妻は「やり場のない憤りを感じている」と話しています。 この事故は10日午後3時50分ごろ、新庄市鳥越の市道で、道路脇ののり面で草刈りをしていた近くに住む50代の会社員の男性が舟形町方面に走っていた軽貨物自動車にはねられ、死亡したものです。 その後、車を運転していた大石田町駅前通りの大工・青木正雄容疑者(74)が道路交通法違反の酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、現場の道路は見通しのよい直線道路で青木容疑者は当時、仕事からの帰宅途中で、酒気帯び運転の容疑について認めているということです。 一方、はねられた男性の妻は、YBCの取材に対し、「夫は誰に対しても優しい人だった。酒気帯び運転による交通事故に巻き込まれやり場のない憤りを感じている」と話しました。 警察は男性の死因など事故の詳しい状況や青木容疑者の飲酒の状況について調べています。