『特捜9 final season』第6話、異色のパラレルワールド回 村瀬健吾(津田寛治)が久々登場で元気な姿

井ノ原快彦主演のテレビ朝日系人気シリーズ『特捜9 final season』(毎週水曜 後9:00)の第6話が、あす14日に放送される。今回は、パラレルワールドで話が展開する異色の回となる。 2006年から17年まで、故・渡瀬恒彦さんが主演を務めた連続ドラマ『警視庁捜査一課9係』から受け継ぎ、18年4月から『特捜9』がスタート。前作から“通算20作目”となる「final season」で、シリーズの集大成を迎える。 第6話では、目出し帽を被った二人組がIT会社社長・茂木邦彦(小久保寿人)の家に押し入り、邦彦を撲殺。妻の涼子(森迫永依)の首を絞めて気絶させるという強盗殺人事件が発生する。近隣の防犯カメラに映っていたのは傷害致死事件の前科がある夕川樹(福山翔大)で、涼子によると樹は生き別れた実兄だと言う。その前科も、被害者は涼子の当時の彼氏で…。幼少期、貧乏な自分と相反して、裕福な家に引き取られた妹への復讐なのだろうか。やがて、夕川は特捜班によって逮捕されるが、黙秘を貫き、真相はまだ藪の中だった。 一方で、妻・倫子(中越典子)の独立問題に、ずっとモヤモヤが募っていた班長の浅輪直樹(井ノ原)は、ついに倫子と衝突する。その後、眠りについて起きると、目の前には足が不自由なはずの捜査支援分析センター副所長・村瀬健吾(津田寛治)が元気に自分の足で歩いていて、「事件だ、行くぞ!」と直樹を連れ出す。事態の把握が追いつかないまま彼に付いていくと、そこは昨日訪れた涼子の家だった。 家の中には監察医ではなく刑事の早瀬川真澄(原沙知絵)がおり、しかも被害者は邦彦ではなく涼子になっていた。直樹は気になることがあり、現場を飛び出して倫子が働く洋菓子店に行くも、直樹を他人を見る目で見ている。直樹は“パラレルワールド”に迷い込んでいたのだった。 その後、直樹は、ボクシングジム会長の青柳靖(吹越満)、タクシー運転手の矢沢英明(田口浩正)、看護師の村瀬(小宮山)志保(羽田美智子)、家事代行サービスの高尾由真(深川麻衣)らと遭遇。挙句の果てには三ツ矢翔平(向井康二)は“サイバーセキュリティエンジニア”を名乗りチャラ男になっていたのだった。やがて、異世界での“特捜班メンバー”たちの協力で、樹と涼子の複雑な兄妹関係の真相が明らかになっていく。はたして直樹は無事に元の世界に戻ることができるのか。 第6話の予告編が放送されると、SNSでは「」がトレンド入りをはたすなど話題に。久しぶりの登場となる津田演じる村瀬の活躍にも期待が高まっている。

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