「船から無線機などを盗まれた」港に係留中の漁船から、時価総額50万円超の無線機など盗んだ疑い 20代の男2人逮捕 北海道白老町

今年1月、北海道白老町の港で、係留されていた漁船から無線機などを盗んだとして、20代の男2人が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市の会社員、斎藤魁容疑者(23)と、同じく苫小牧市の自動車整備工、岩佐英紀容疑者(24)です。 警察によりますと、2人は1月31日未明、共謀して、白老町石山の港に係留されていた60代の漁師の男性が管理する漁船から、無線機2台など3点、時価合計約10万1000円相当を盗んだ上、40代の漁師の男性が管理する別の漁船からも、無線機2台など32点、時価合計約43万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 2人は友人関係で、一緒に犯行に及んだとみられています。 事件当日、40代の漁師が被害に気付き「船から無線機などを盗まれた。他の船も被害に遭っている」と110番通報。 その後の捜査で、警察が2人を特定し、5月13日、逮捕しました。 警察の調べに対し、斎藤容疑者(23)は「その場にいただけで盗んでいない」と容疑を否認している一方で、岩佐容疑者(24)は「船から無線機を取り外して盗んだ」と容疑を認めているということです。 同じ港では、漁船から無線機が盗まれる被害がほかにも複数件あり、警察が関連を調べています。

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