熊本県警は15日、暴力行為法違反(集団的暴行)と傷害の疑いで、熊本市南区田迎3丁目の無職の男(30)、熊本市東区神園2丁目の無職の男(24)、鹿児島県鹿屋市の建設作業員の男(24)の3人を再逮捕した。両容疑で、鹿児島県志布志市の会社員の男(20)も逮捕した。 4人の再逮捕、逮捕容疑は、仲間と共謀して3月17日午前3時~3時半ごろ、熊本市西区沖新町の路上で、ゴルフクラブや金属バット、鉄パイプなどを使って県内の土木作業員(19)ら17~20歳の男性4人の頭や顔を殴るなどして、うち3人に1週間~3カ月のけがをさせた疑い。 熊本南署によると、けがを負った男性3人は、南区の男と東区の男が4月に逮捕された恐喝事件と傷害事件の被害者。今回の事件当日、「謝ってほしい。話し合いたい」と容疑者らを現場に呼び出していた。暴行された被害者側の仲間が「話し合おうとしたら、相手が武器を持っていて殴られた」と110番通報した。