バルセロナ優勝の裏で…試合前にファン15名が負傷の事件、終了直後にはスプリンクラー作動も

バルセロナがラ・リーガ優勝を達成したエスパニョール戦だが、その裏で様々なアクシデントが発生していたようだ。 15日に行われたラ・リーガ第36節で、エスパニョールと敵地で対戦したバルセロナ。勝てば優勝が決まる大一番となったが、後半開始早々にラミン・ヤマルが圧巻の一撃で先制点を奪うと、相手が退場者を出した後、後半アディショナルタイムにはフェルミン・ロペスがダメ押し弾。2-0で勝利し、2シーズンぶり28回目のラ・リーガ制覇を達成した。 しかしこの一戦の裏では、様々なアクシデントが発生していた模様。『The Athletic』によると、試合前にステージ・フロント・スタジアム周辺で事故が発生し、計15名が負傷したという。車がファンの列に衝突し、3人が病院に搬送、11人が軽傷を負ったようだ。カタルーニャ警察は、この事故で女性1人を逮捕したことを発表している。 なおこの事故により、試合は開始8分の時点で一時中断。主審と両チーム陣営、ピッチサイドの警官隊が話し合いを行った後、10分に試合が再開されていた。 さらにバルセロナが優勝を決めた試合後には、両チームの選手たちが衝突する一幕も。ハンジ・フリック監督は即座に選手たちをロッカールームへ戻るように指示していた。また、本拠地で地元のライバルチームに優勝を決められたエスパニョール側は、試合終了数分後にスプリンクラーを作動させている。

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