40代〜80代の男女5人が合計2251万円だまし取られる 福岡・佐賀の特殊詐欺被害(5月15日警察発表分)

5月15日に福岡・佐賀県警が発表した特殊詐欺被害のまとめです。 40代〜80代の男女5人が合計2251万1490円をだまし取られています。 ■【ニセ電話詐欺(交際あっせん詐欺)で1066万1490円被害】(福岡県警・直方警察署発表) 被害者 福岡県直方市居住45歳男性 被害期間 2025年4月9日〜5月9日 事件概要 SNSで知り合った女名義のアカウントからマッチングアプリで女名義のアカウントを紹介され、連絡が取るためには3段階の認証と現金が必要と要求され、指定の口座に3回にわたり現金計10万1000円を送金 → 女名義のアカウントから勧められたSNS上のグループに加入したが、手続きミスでアカウントが凍結され、違約金として指定の口座に9回にわたり現金計1056万490円を送金し、だまし取られる ■【ニセ電話詐欺で980万円被害】(福岡県警・博多警察署発表) 被害者 福岡市博多区居住69歳男性 被害期間 2025年4月25日〜5月2日 事件概要 69歳男性の携帯電話に広島県警察本部捜査第二課の警察官を名乗る男から電話があり「あなた名義の口座が犯罪に使われています」「犯罪に加担していないことを証明するために、あなたのお金を調査する必要があります」「お金の調査が終わったら、全額返金します」などと言われる → SNSに誘導され、広島県警察と刻された印影がある書類の画像を見せられ、ビデオ通話で男が警察の制服姿であったことなどから、本物の警察官であると信用し、指定の口座に11回にわたり現金計980万円を振り込み、だまし取られる ■【ニセ電話詐欺で150万円被害】(福岡県警・小倉北警察署発表) 被害者 北九州市小倉北区居住82歳女性 被害期間 2025年4月24日〜5月13日 事件概要 82歳女性の自宅の固定電話にNTT職員を名乗る男から電話があり「マネロンにあなたの名前が使われています。担当の刑事に電話してもらいます」などと言われ、警察官を名乗る男から電話がかかり途中で東京地検の検察官を名乗る男と電話を代わるなどして「あなたの口座に男がマネロンのためにお金を振り込んでいます。現時点捜査中で、優先捜査をするため、周りには絶対に話さないでください」などと言われ、自身の銀行口座の暗証番号などを教える → 検察官を名乗る男から「事件の関係で調べるので、紙袋の現金150万円、通帳、キャッシュカードの3点を入れて、玄関横の植木鉢に置いてください」などと言われ、指示通りに現金などを入れた紙袋を置いていたところ、何者かによって持ち去られ、だまし取られる

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