下校中の小学生7人をはねた殺人未遂の疑い 容疑者の28歳男の鑑定留置始まる 大阪・西成区

大阪市西成区で小学生7人が車にはねられ、都内に住む男が逮捕された事件で、大阪地検は男の精神状況などを調べるため鑑定留置を開始しました。 東京都東村山市の矢澤勇希容疑者(28)は1日、大阪市西成区で下校中の小学生7人を車ではね、重軽傷を負わせた殺人未遂の疑いがもたれています。 矢澤容疑者は、警察の調べに対し「全てが嫌になったから、人を殺そうとした」と容疑を認め、「苦労をせずに生きている人が嫌だ」という趣旨の供述をしています。 大阪地検は16日、矢澤容疑者の精神鑑定などを実施する鑑定留置にしたと発表しました。 地検は、9月1日までの鑑定留置で刑事責任能力の有無を判断するものとみられます。 また捜査関係者によりますと、矢澤容疑者が運転していたとみられる車が、事件前に市内の別の小学校近くを走行する様子が防犯カメラに映っていたということです。 警察は、矢澤容疑者が小学校を物色していた可能性があるとみて調べています。

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